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2017年5月15日 (月)

Vol.31 いっそのことタバコを違法にしたらどうですか?

政府が受動喫煙防止の観点から、健康増進法を改正しようとしてるようです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170513-00050028-yom-pol

要するに、不特定多数が集まる屋内は禁煙にしてしまえと言うわけですね。

しかし、ぼくはこの法律に大いに疑問を感じます。

なぜって、ぼくはスモーカーですが、喫煙することそのものは法律で認められてる権利なんですよ。

疫学的調査によると喫煙者は平均寿命が非喫煙者と比べ5年短いことが分かっています。ということは、生涯に使う医療費もその分喫煙者は安あがりなのです。

また、喫煙者はタバコ税をせっせせっせと納めてタバコを買っているのですよ。

問題は非喫煙者が被る受動喫煙の被害ということですが、これは、分煙で対処すべきものだと思います。ただただ喫煙者の権利をどんどん無くして行くというのでは、まるで中世の魔女狩りのようです。

タバコの煙がない場所でコーヒーが飲みたいならスタバに行けばいいし、一方、コーヒーを飲みながらタバコが吸いたいというスモーカーは、それができる場所、例えばセガフレードの喫煙室に行けばいい。

上記、こんな環境でコーヒーが飲みたいという(食事がしたいというのでも同じです)喫煙者と非喫煙者の願望は、喫煙そのものが違法でない限り、対等に扱われるべきだと思います。そうでなければアンフェアです。

今でも店内、全面喫煙可能の喫茶店で、いつも満席、大繁盛しているところがあります。

又吉さんの小説「火花」に出てくるの実在する吉祥寺の喫茶店、武蔵野珈琲店は全席喫煙化で、いつもお客さんで賑わっています。

渋谷の有名な喫茶店、茶亭羽當も全席禁煙喫煙化で、やはりいつ行っても満席です。

法律で屋内禁煙としてしまったら、これらのお店のお客さんは、憩いの場所を失うし、お店はお客さんはを減らしてしまい、ひょっとしたら潰れるかもしれません。

屋内全面禁煙の法律の問題点のひとつは、個人事業主や私企業の経済活動の自由も奪ってしまうことです。規制緩和に逆行してますよね。

東京五輪が近づいて、よくニューヨークのように屋内全面禁煙にすべきだという意見を耳にしますが、ニューヨークは屋外は喫煙可だと聞きます。

東京はほとんどの区で路上喫煙禁止ですから、今回の法律が通ったら、自宅以外ではタバコを吸ってはいけないということになりますね。

何度もいいますが、喫煙そのものは法律で認められた権利です。健康被害があることは事実ですが、喫煙には効用もあります。例えば、自殺率を非喫煙者と喫煙者で比較すると、非喫煙者の方が高いということが分かっています。

ある種の人々にとっては、タバコは精神鎮静効果をもたらしてくれるものかもしれません。

その可能性はあると思うのですが、いまって、とにかく喫煙は悪であり、何もいいことはないという前提でものごとが語られてますね。そのこともやはり魔女狩りっぽいものを感じます。

何らかの効用があるからこそ、喫煙者はタバコを吸っているのです。そう考えるのが自然です。

お酒だって依存症の人もいますが、なんらかの効用があるのでしょ?えっ、お酒に副流煙は無い?確かにそうですね。

でも、酒に酔って暴力的になり人を殴るなんて事件は定期的に起きてるようですが、タバコを吸って人を殴るという話は聞いたことはありません。

酒だって時と場合によっては、同席者に迷惑をかけます。酔いつぶれた友だちをその人の自宅に届けるのは大変ですよ、笑。

さて、やはり、副流煙を受動喫煙を無くすことが、最後まで残った難問ですね。なんと政府はこのタイミングで副流煙健康被害の経済的損失という数字まで持ち出してきました。だとしとら、やはり、分煙しかないのではないでしょうか?

しかし、武蔵野珈琲店や茶亭羽當のような嗜好性の高いお喫茶店は、お店の判断に任せるべきだと思います。


飲食店の場合は、全国展開しているレストランチェーンのようなところだけ最低限、分煙を徹底するということでいいのではないですか?

喫煙する場所を徹底的に無くして、喫煙者を追い詰めると、こんな道端の違法灰皿も出現します。もちろん、こんなことしてはいけませんが!



喫煙所が設置されていない都内某駅前近くの路上。


ぼくは、異なる価値観の人同士が共生できる多様性がある社会を目指すべきだと思いますから、ある種の人の権利を徹底的に制限しようという考えには反対です。

喫煙者叩きをする人の中には、ヒステリックな人もいて、少し怖いです。そんな人には、ならいっその事喫煙を法律で禁止しようと主張すべきではないですか?と言いたくなります。

ぼくは、マジョリティがマイノリティを遠慮なく叩いてもいいんだという空気が怖いのです。いまは喫煙者がターゲットになってますが、他の種類の人がターゲットになることだってあると思うのです。

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文・桑原和久
(フリーライター、編集者、茅ヶ崎方式渋谷松涛校生徒)

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