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2017年4月13日 (木)

Vol.27 日本的空間概念の絵画的表現とは!!アーティスト、吉野ももさんの世界。

現在、渋谷の西武百貨店で、アーティスト、吉野ももさんの個展と全館プロモーション「Link」(4月11日~5月7日)が実施されています。

吉野さんは、1988年生まれ。今年3月に東京国際フォーラムで催された「アートフェア東京2017」に6点の絵画を出展したところ、すべて初日に完売してしまったという、新進気鋭のアーティストです。

今、渋谷西武に行くと、吉野さんの作品'Kami'シリーズ16点と、吉野さんが作成したイメージを売場やショーウィンドウなどに展開したビジュアル群「Link」を、すべて無料で鑑賞することができます。

'Kami'シリーズは、吉野さん自身が独特の形にカットした木製キャンバスの上に、アクリル絵具で描いた絵画作品です。

彼女は東京藝大大学院在籍時に、イギリスに留学しました。この時、「西洋の建物は硬い地盤の上にレンガや石を使って建てられているのに対し、日本の建築物は柔軟な地盤の上に木と紙で造られていることを再認識した」といいます。同じように、洋服はサイズをしっかり計って作るものだけど、着物は柔軟性があると思ったそうです。

そして、これらの事実は、西洋と日本の空間認識の違いに通底すると感じた彼女は、日本の空間概念そのものを絵画として表現しようとします。そのようにして生まれたのが、'Kami'シリーズです。

この絵を観てオリガミを連想する人もいると思いますが、彼女自身もオリガミからヒントを得たと言っています。

「オリガミもまた、もともとはシンプルなもので、一枚の紙のかたちを変えて遊ぶという日本の空間概念を表していると思います」と吉野さん。

吉野さんが教えてくれたおすすめ鑑賞コースは、

A館正面ウインドウ→横断歩道を超えて振り返りA館横ウインドウ→ B館1F → B館3Fコンポラックス(売り場内、鏡4ヶ所と商品台に数カ所)→ 5F連絡通路 → B館8Fオルタナティブスペース&アートショップ です。

渋谷に来られた折には、是非立ち寄ってみてください。おすすめです。





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文・桑原和久
(フリーライター、編集者、茅ヶ崎方式渋谷松涛校生徒)

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コメント

私も渋谷西武へ行ってきました。
アートってあまりよくわかりませんが、トリックアートみたいな空間芸術はおもしろいですね。

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