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2017年3月22日 (水)

Vol.24 海外では花粉症よりも深刻な金属アレルギー

花粉症の季節です。この時期、ぼくのまわりにも「ゲホん」、「ハクション」といっている人が大勢、出現します。

ちなみに、ぼくは田舎で育ったからなのか?花粉症ではありませんが…。

でも、アレルギーといえば花粉症というのは日本くらいで、海外では、アレルギーといえば圧倒的に金属アレルギーが深刻な問題なんだそうです。

これは、アレルギー研究の第一人者で目黒区にある陳皮膚科クリニック顧問、中山秀夫医師の言葉です。

最近、僕の友人でグラフィックデザイナーのSさんが、ニッケルアレルギーであることが判明しました。陳皮膚科クリニックで、パッチテストをうけたのがきっかけでした。が…。

実はSさん、長年、蕁麻疹に悩まされていて、別の皮膚科に通院していました。でもその皮膚科のお医者さんは、金属アレルギーの可能性について言及することなく、Sさんに対しては、血液検査をして「あなたは、ダニアレルギーですね」と告げただけだといいます。

Sさんは、部屋の中を清潔にして徹底的にダニ対策を講じたのですが、症状が緩和することはありませんでした。そのことを担当医師に告げると「ストレスも蕁麻疹の原因になります」と言われ、ステロイド系の薬を処方されたようです。

生きていればいろいろ悩み事もあります。蕁麻疹の原因がストレスと言われてしまえば、返す言葉もありません。

しかし、あることがきっかけで、Sさんは、陳皮膚科クリニックの存在を知り、金属アレルギーのパッチテストをうけます。そして、件のニッケルアレルギーが判明したのです。

ニッケルはステンレス製品に含まれています。Sさん宅の鍋、フライパンなどの調理器具は、すべてステンレス製でした。また、ニッケルは、豆類やチョコレートにも含まれていますが、Sさんは健康のために大豆食品をたくさん食べる習慣があり、甘党でチョコレートも大好きだったといいます。

Sさんは、約20年に渡りこのような生活を送っていて、その上蕁麻疹に悩まされていたのに、ニッケルアレルギーを指摘されたのは今回が初めてだといいます。

Sさんは、早速、ステンレス製の調理器具を処分し、アレルギーフリーのチタン製のものに変えました。チョコレートや大豆製品も控えるようにしました。



でも不思議なのは、なぜ長年金属アレルギーが判明しなかったのかということです。

最近、仕事で中山先生にお目にかかる機会ががあり、この疑問をぶつけてみたところ、日本ではある事情があって、1989年まで金属アレルギーのパッチテストができない状態になっていた。そのため、その時期に医師になった人の間では、金属アレルギーに対する認識が低いようだ、とのことでした。

なるほどと思いました。

ぼくはかつてある皮膚科の医師が、「最後は血液検査をしても、特にアレルゲンが見つからないのに、大人になってアトピーになる人が増えている。これもストレス社会のせいかなぁ」と言っているのを聞いたことがあります。しかし、その医師は金属アレルギーについては一言も触れませんでした。

Sさんによると、中山先生はアレルギー患者にとって最後の砦と言われているそうです。

金属アレルギーの原因物質には、ニッケルの他に、クロム、アマルガム、金などさまざまなものがあります。食べ物が原因でアレルギーになることもあるし、ピアス、指輪、時計など、日頃身につける装飾品や、歯の詰め物が原因になるケースもあるようです。アクセサリーをつける習慣のある女性の方が、男性よりも発症しやすいようです。

男性も女性も、自分はストレスが原因で湿疹や蕁麻疹が出てしまうという方は、一度金属アレルギーを疑ってみてもいいかも知れません。

ネットで検査すると、全国にパッチテストをうけることができる病院があるようです。

Sさんは、まだ完全に症状がおさまったわけではありません。でも、「パッチテストを受けてかなり体調がよくなった。そして何よりも、原因不明だと諦めていたことの理由が分かったために、精神的に救われた」と言っていました。

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文・桑原和久
(フリーライター、編集者、茅ヶ崎方式渋谷松涛校生徒)

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