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2017年3月 8日 (水)

Vol22. 「メデイアに強権的な安倍政権」で、いちばん得してるのマスコミなのでは?

2012年に第二次安倍内閣が発足して以来、政権はさかんにマスコミに圧力をかけて、マスコミをコントロールしている。こんな話を聞いたことありませんか。

NHK会長に安倍さんのイエスマン籾井勝人さんが就任、経営委員長には安倍政権シンパで原発推進派の石原進さんが就任して、官邸によるNHK支配は加速したとか…。

テレビ朝日の報道ステーションのコメンテーターをしていた、元官僚の古賀茂明さんが、官邸に嫌われて番組を降板したとか…。

安倍政権の発足以来、国際NGO国境なき記者団が毎年公表している、国別報道の自由度ランキングにおいて、日本の順位は急降下してるとか…。

安倍政権の内閣参与、飯島勲さんが巧みに情報操作を行っているとか…。

この手のトピックはネットをググれば、山ほどでてくるので、興味がある方は調べてみてください。ここでは、細かくは紹介しません。

こんな状況を見て、ぼくは…、でも、と思うのです。

でも、こんな風潮が蔓延していちばん得してるのは、大新聞や地上波テレビなどの、大マスコミの人たちなのではないかと。

安倍政権登場以前の、世間の、というかインターネットを中心としたメディアの、大マスコミに対する批判を覚えていますか?

記者クラブは閉鎖的で、新聞協会が勝手に決めた幹事社が記者会見の司会進行なんかをしてしまう。

記者クラブは、公の記者会見以外に大臣と密室の懇談会を開いて、そこでリーク情報をもらっていら。政府と大マスコミは持ちつ持たれつの関係なので、大マスコミにはちゃんとした政権批判はできない、とか。

大マスコミは、大口のスポンサーに気を使い、報道に手ごころを加えている。かつて違法な消費者金融の利率をグレーゾーンなどと報じてお茶を濁していたのは、消費者金融がテレビのスポンサーだったことと関係があると、当時は多くの人が考えていました。

ニュースで流れる街の声、一般人の人に「この問題についてどう思いますか?」と質問するやつですが、あの街の声のヤラセも話題になりましたね。

ぼくは10年くらい前に、某テレビ局のニュース番組の取材ディレクターから、街の声を拾う時は事前にプロデューサーからこんな意見を集めて来いと指示がある、指示通りの声がいくつか拾えればすぐに取材班は撤収、拾えなければ取材は延々続く、と聞いたことがあります。

「街の声は、完全に作為的なのに、視聴者は、まるで一般人の多くがそう考えてるような錯覚を起こす。自分たちに都合のよいことを堂々と放送できる。あれほど、便利な世論誘導の道具はないよね」と彼は言ってました。

だから、街の声のヤラセが話題になったときも、そんなもんだろうとしか思いませんでした。


(来週3月15日に続く…)
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文・桑原和久
(フリーライター、編集者、茅ヶ崎方式渋谷松涛校生徒)


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